第17回ふるさと京田辺を学ぶ講座 ~大住隼人舞を学ぶ~
【開催日時】令和6年9月28日(土)
午前10時~11時半
令和6年9月28日(土)に、
第17回ふるさと京田辺を学ぶ講座 ~大住隼人舞を学ぶ~ を開催しました。
京田辺市の施設・史跡・歴史などを学び、
京田辺市をより知っていただきたいとの思いで、
毎年開催している、
「ふるさと京田辺を学ぶ講座」
第17回 ふるさと京田辺を学ぶ講座は、「大住隼人舞を学ぶ」でした。
京田辺市大住にある、月読神社と天津神社で、毎年10月14日の夕方ごろに奉納される舞である、「大住隼人舞(おおすみはやとまい)」。
昭和50年には田辺町(現京田辺市)の無形民俗文化財に指定されました。
京田辺市の大住地域は、九州南部(大隅国)の隼人たちが、今から約1300年前に天皇の勅命により、移住してきました。
(隼人族は大住以外にも近畿各地に移住していました)
隼人は、大嘗祭や各種儀式における、隼人舞による芸能活動や、宮門を警護する衛門府に隼人司が置かれ、宮廷の警護をしていました。
また、種々の竹製品や農作物の献上もしていました。
隼人や隼人舞については、古くは日本書紀や古事記にも記載があり、
隼人舞は、海幸彦・山幸彦の神話を基にする神舞で、日本民俗芸能の源流ともいわれています。
「大住隼人舞」は長らく途絶えていた隼人舞を約500年ぶりに復活させたもの で、1968年田辺文化協会主催甘南備山初登りをきっかけに大住隼人舞復活事業へと発展していきました。
隼人舞の舞人は、中学校1年生~3年生で、小学校4年生~6年生は隼人踊りの舞人として舞っています。
大住隼人舞の種類はお祓いの舞など全6種類。
舞の基本動作は『日本書紀』兄神ホスセリ(海幸彦)が演じたといわれる芸能の姿により、隼人舞の所作に反映されていて、足占等6種類あります。
参加してくださった方々からは、
「隼人舞の歴史風景がよくわかり、おもしろかったです。」
「奉納当日がより楽しめそうです。」
「踊り映像とともに舞の所作を説明してくださったのでよかったです。」
「資料がわかりやすくてよかった。」
「大住の歴史的な流れがわかって良かったです。」
等のお声をいただきました。
参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。
開催日 : 令和6年9月28日(土)
時 間 : 10:00~11:30
場 所 : 京田辺市立中央公民館 第3・4研修室
内 容 : 「大住隼人舞を学ぶ」
講 師 : 大住隼人舞保存会会長:石坂清氏
主 催 : 一般社団法人京田辺市文化協会 ☎0774(29)9118
後 援 : 京田辺市・京田辺市教育委員会
大住隼人舞の奉納は、月読神社・天津神社で10月14日18:30~行われました。
一般社団法人京田辺市文化協会(中央公民館内)
E-Mail:info@kyotanabe-bunka.jp
☎ (0774)29-9118
FAX(0774)29-9119
(火曜~土曜日 午前9時~正午)