京田辺のすごい人- voice6 – ティアス宗筅さん
京田辺のすごい人発見プロジェクト
京田辺のすごい人-voice 6-
一般社団法人京田辺市文化協会では、京田辺市で活躍している「文化・芸術のすごい人」を紹介するプロジェクトを行っています。
今回ご紹介するのは、茶道遠州流師範 ティアス宗筅 さんです。

profile
ティアス宗筅さん(Tyas Sosen)
茶道遠州流師範
ベルギー出身
学生時代にベルギーで剣道を始め、来日後
様々な日本文化に触れる中で茶道に出会う
現在は茶の輸出とともに茶道の師範として
オンラインでもお稽古を行っている

原点は、日本文化への深い興味
ティアスさんは高校ではじめた剣道をきっかけに大学で日本文学を専攻し、
留学を経て来日。
関西大学大学院に在学中に空手、能楽、囲碁など様々な分野から日本文化を学ぶ中で教授に誘われて茶席に参加し茶道に出会われました。
茶室という空間の中に日本文化の全てが”ある”と感じ、その後も稽古を重ねられたそう。
大学院を卒業し社会人になってからも茶道の稽古は途切れることなく、日々の
積み重ねを経て今日に至っています。
と笑顔で教えてくださいました。
ティアスさんを初めての茶席にお誘いになった恩師とは今も稽古をご一緒するお付き合いがあるのだそう。
茶室は「日本文化の小さな宇宙」
日本文化を学びたいと来日し、カッコイイものに惹かれて様々な 事に挑戦されたティアスさん。
そのどれにも通じる、全てが詰まった空間が、茶室であったそうです。
例えば道具。空間の設え。またその背景。学ぶ事に無限の広がりが あり、様々な工夫を凝らして自分の世界を表現する場ともなる。
まさに「宇宙」であると茶道の魅力を語ってくださいました。
例えばティアスさんが初めて参加したお茶席の掛け軸は藤原定家の歌であったそうです。
そこから歌の意味、藤原定家という人物に ついて、文字について、宮中和歌について…話は広がり、尽きません。
まさに無限の宇宙。
その魅力に惹かれ、日々を積み重ねて今があるのです。
と教えてくださいました。
夢は「毎日ただただ茶をすること」
ティアスさんの母国語はオランダ語、そして英語。
日本文化を深く理解し、ニュアンスをそのまま他言語に変換できる稀有な話者であります。
そんなティアスさんにとって他言語圏の方に茶道の本質を伝えていくのは「使命」であると考え、世界で初めて茶道の稽古にオンラインを活用 されたり世界に茶道文化を広め、世界中の人が茶道を楽しめる場作りの活動もされていらっしゃいます。
しかし本質はそこにはなく、ただただ日々の積み重ねで自然とお茶の活動をしてきた結果だといいます。
目標を持っているわけではなく、日々己と向き合い学びを得る茶道を続けてきたことが「今」を形作っているのです。と話してくださいました。

そのほかの「すごい人」はこちらから⇒「すごい人」
一般社団法人京田辺市文化協会(中央公民館内)
E-Mail:info@kyotanabe-bunka.jp
☎ (0774)29-9118
(火曜~土曜日 午前9時~午後5時)