第61回史跡探訪 レポート
~宇治田原町 湯屋谷方面~
史跡探訪は、
風土・歴史・文化、自然を学び、
郷土愛を培うとともに
史跡等を見学することによって、
文化的なまちづくりに活かしていただけますようにという趣旨のもと、
毎年、春と秋の2回開催しております。
第61回の史跡探訪は、宇治田原町 湯屋谷方面を探訪いたしました。
いいお天気でとても気持ちのいい時間を過ごすことができました。
参加された皆様と紅葉が色づき始めた湯屋谷エリアの散策を楽しみました。
開催日時:令和4年11月26日(土) 午前8時30分~
探訪地:宇治田原町 湯屋谷方面
湯屋谷会館・宗円交遊庵やんたん
冷泉
大福谷
永谷宗円生家・茶宗明神社
主 催:一般社団法人京田辺市文化協会
後 援:京田辺市・京田辺市教育委員会
史跡探訪の様子をレポートします。
近鉄新田辺駅 バスロータリーに集合し、バスに乗って出発です。
お茶の町、宇治田原町。
その南東部に位置し、地元では「やんたん」と呼ばれている
「湯屋谷」は、日本緑茶が生まれたところです。
地元住民の方が運営するまちの交流施設、
「宗円交遊庵やんたん」から、スタート!
日本緑茶の歴史を感じることのできる、宗円街道を歩いていきます。
湯屋谷会館「宗円交遊庵やんたん」から、歩いて7分ほどで
「冷泉」につきました。
かつて温泉地だった湯屋谷では今は冷泉が湧き、
その源泉の一つが「冷泉」です。
「冷泉」からは伊賀越え街道を歩いていきます。
集落を抜けると林道が続きます。
「家康伊賀越えの道」の看板の後ろ側一帯が宇治田原町で最初に茶づくりがはじまったと伝わるエリアです。
大福谷のお茶は評判がよく、幕府や宮中にも献じられたと伝えられています。
宇治田原茶発祥の地を巡った後、
江戸時代に、15年かけてお茶の製法を研究し、
ついに色・味・香りに優れた緑茶を生み出した、
宇治田原町の湯屋谷で茶業を営んでいた
永谷宗円の生家を訪れました。
隣には茶宗明神社もあります。
茶つぼ窓
「宗円交遊庵やんたん」で、お昼ご飯をいただきました。
茶汁セットはとってもおいしかったです。
大変お世話になりありがとうございました。
ご参加くださった皆様お疲れさまでした。
令和5年春の史跡探訪は京田辺市田辺方面を探訪する予定です。
詳細はホームページでご案内させていただきます。皆様ぜひご参加ください。